鎌倉の自然を守る連合会ホームページ
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鎌倉広町の森・豊かな緑・輝く命
貴重な里山を守り未来に伝えよう
−広町の森の空撮写真−
(遠景は相模湾/江ノ島)
広町(ヒロマチ)の森は鎌倉市の西部に残された貴重な里山、多くの命を育み豊かな生態系を有する約60ヘクタールの森です。
今から30年前その森に宅地開発の危機が迫りました。これに対し周辺の8自治会を中心に多くの市民による森を守る必死の運動が展開されました。
25年に亘る粘り強い住民運動の甲斐があって、2003年広町の森は都市林公園として保全される事に決定されました。同年12月には鎌倉市と開発業者3社との間で事業予定地の買収契約が成立。国や神奈川県の支援を受けて鎌倉市は都市林公園の基本構想を発表し、今後はより具体的な基本計画の策定に入っていくことになりました。
周辺自治会によって始められた住民運動は、多くの方々の支援により運動の輪を広げ、広く市民運動へと発展しました。その永年の地道な運動は緑の保全と云う結果に結実したわけです。