ひろまち通信(第30号)
晩秋の広町で木の実拾いとどんぐり拾いと森の遊び、散策
--連合会秋季イベント広町ウォークに参加して--
今年の秋のイベントは、『広町森の会』主催の【晩秋の広町で木の実拾いと森の遊び、散策】に相乗りで、11月23日広町ウォークが開催されました。当日は、曇天・低温と生憎の天候でしたが、15名(お子さん1名含む)の方々が参加されました。
七里ガ浜と御所入口から登り、大桜『稚児桜』で合流、大桜の養生の説明を受けた後、石切場を抜け広町に下り、田んぼ付近で、神奈川県が、絶滅の恐れのある植物に指定した【蛸の足】の群生を見学した。絶滅種が群生すると云う、広町が持つ貴重な自然を垣間見た思いであった。今回のイベントには、残念ながらお子さんの参加が1名と云うことで、森の遊びは省略、将来の植林に向けた、苗木作りの為の、苗床作り・及び種蒔きに挑戦した。今回の種蒔きは、シラカシ・コナラ・ミズナラ・ヤブツバキ・スダジイ・エノキ・クヌギ・ムクノキの合計8種類の木の実を植え付けを、参加者全員で行い良い汗を掻きました。
出口さんより、今回蒔いた木の実は、来年春には芽吹き、更に2〜3年かけ育成したの後に、森に移植(植林)。更に10年余の歳月の後に成木となり、森の再生に寄与するとの、説明が有った。森の手入れは、結果が出るまでには、長い時間を要する、地味で忍耐と継続なくしては出来ない、大事な作業である事を実感した半日でした。
広町里山の景観復元の為、田んぼの会・畑の会・森の会、自然観察の会の4っの会が活動しています。何れも大事な活動ですが、森が再生しなければ田んぼも、畑も有り得ません。
広町『森の会』の活動に、エールを送ります。
酔いどれ湘南Boy
桜の大木の下に七里ガ浜側と御所ガ丘側の参加者が合流して集合
森の中の散策
森のなかの散策し、見つけた「蛸の足」
木の実を蒔く情景
木の実が蒔かれた苗圃
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